Upbringing begins from the heart which sympathizes with a dog.
Venus Hain Dog training school

■ 噛み癖 (甘噛み)

子犬が人の手をやたら噛んだりするのは一つの愛情表現であることを理解してあげて下さい。
子犬は本来、噛んだりくわえるたりすることによって(口の感触によって)物の存在を認識します。 人の手の役目を犬は口でするわけです。犬の成長にはとても大切なことです。 意志を伝えられる道具でもあるからです。

よく「我が家の犬は手をよく噛みます。手は傷だらけです。どうしたらいいでしょうか?」という質問を受けます。
実際、子犬の歯というのは鋭く、刃物のようです。 子犬にしてみれば自然に口でくわえているわけであって、決して人を傷つけようとしているのではないのです。
でも、子犬は遊んでいるつもりでも実際ご主人の手はというと、傷だらけというのが現状でしょう。 しかし、子犬どうしで噛み合っても殆ど傷などはできません。 人に関しては少しじゃれあっただけで血が滲むくらいの傷になります。何故、犬同士だと傷にならないのかというと、犬の皮膚に弾力性があるためです。 人の皮膚と犬の皮膚とは違うということです。 そういうことを知った上で噛むという行為を考えてあげて下さい。

特に噛むという行為は、幼年期の兄弟喧嘩(遊び)の中で噛みついたり噛まれたりすることによって痛さを知り、加減のしかたをおぼえます。 しかし、その様な経験をせずに早くから兄弟と別れ、あなたのところに来たのですから、あなたがその変わりをしてあげる必要があります。躾というかたちで。。。そうは言っても、自然の成り行きだからと噛むことを許していれば、それこそどうしよもない犬になりかねません。 そこで噛み癖のある犬はどうするかです。


噛んだら遊んでもらえなくなることを教える

噛みにくる犬は、噛んではいけないということを教える絶好のチャンス!
そうは言っても、自然の成り行きだからと噛むことを許していれば、将来どうしよもない犬になりかねません。しかし、噛みにくる犬は、噛んではいけないということを教える絶好のチャンスでもあるわけです。 罰を与えるだけでは「どうすれば遊んでもらえるのか。誉めてもらえるのか。」ということを学習させることはできません。「どうすれば痛い目にあわないですむか。」を学習するだけです。 噛んだら遊んでもらえなくなることを教えるには、「ご主人と遊ぶのはこんなに楽しいんだ」と楽しい時間を作ることから始めます。
そうすることによって、噛んできたときに遊びを止めることで「噛んだら遊んでもらえないんだ」と子犬は理解します。遊んでもらうためには噛まなければいいと理解し、噛まなくなってきます。

教え方は「遊ぼうよ!」と言ってきているのですから、遊ぶ楽しさを教えることから始めます。
いつも遊んでいるもの、玩具・縫いぐるみ・下着(歯に引っかからない物で噛みやすいように縛った物)をなどで引っ張りっこをしてあげます。引っぱりっこに限らず、鬼ごっこ、ボール遊び、何でもいいです。
引っ張りっこのときは強く引かずに、子犬の力に合わせてあげます。たまに負けてあげたりもして下さい。「強いね」とでも声をかけると、奪い取った物をさも得意そうにして持っていくものです。 ただ、注意して欲しいことは飽きるまで遊ばないこと。「もっとしたいなぁ」で止めることです。「また今度ね」と、置いてください。また、犬が嫌がることは避けてください。 とにかく、思いっきり遊んであげてください。

無視をしても効果のない子は、遊びに興味を示さない子と、とんでもないやんちゃな子に分かれます。
前者は遊ばなくてもいいですから、人の優しさ、愛情をタップリあげてください。多分、そのような子犬は困るような甘噛みはしないでしょう。
問題なのが後者の子です。無視などしてもお構いなく噛んできます。相手をしなければ唸り出すかもしれなせん。 私はそのような子の方が好きです。 しかし、唸り方が遊びの中でのことなのか、本気で威嚇している唸りなのかは見極めてください。
本気で唸っているようであれば、できるだけ早く専門家に相談してください。目安として生後3ヶ月までの子犬なら、負担なく良い子になれます。