Upbringing begins from the heart which sympathizes with a dog.
Venus Hain Dog training school

■ 呼び寄せる

躾の中でも「呼んで来させる」ことは重要な訓練の一つです。 ただ「来ればいい」というようなものではありません。
犬が何をしていようとも主人の命令で即座に来なければいけません。 主人が呼び寄せようとしても、自分の都合で来るのは「呼び寄せる」というには程遠いものです。 躾でもそうですが、命令というのは絶対なものでなければならないのです。

とはいえ、犬だって自分の気の進まないようなことはしたくありません。
そこで犬を呼ぶとき、犬が呼んでもなかなか来ないものだから食べ物で釣ったり、気を引くことをして呼び寄せる人がいますが、良い方法とはいえません。 その様なことを度々重ねていると段々と来なくなるからです。 犬は人の心を読むことに関してはすばらしい感受性を持っています。

では、犬を呼び寄せるのにはどの様なことに心がければいいのでしょうか?
それは、犬を呼び寄せた場合はどんな条件のもとでも必ず誉めてあげることです。
心から「よくできたね!」という気持ちを込めて・・・毎回、一言かけてあげて下さい。 子犬の時から誉めることを心がけていれば難しい躾ではありません。

犬が来なくなるわけは大きく分けて2つあります。

1.束縛されたくない!(もっと自由にしていたい・遊びたい)
例)  散歩に行っていて帰るときに犬を繋ごうとすると、繋がれるのがいやな犬はある距離を置いて捕まらないようにしようとする。

この場合に飼い主がよくするのは犬を騙して捕まえます。 ロープや首輪を隠し、さも持っていないふりをして犬を呼び寄せ、不意に捕まえて繋ぐという方法です。 これを2・3度繰り返すと、犬は呼んでも来なくなります。
そうなると、繋ごうとして呼んでいない場合でも来なくなり、飼い主は来ないから自由にすることを控えます。
犬の側からみれば「また騙して繋ぐんだ! 十分に遊んでもいないのに・・・ご主人のところに行けば繋がれてしまう。それなら自由になったときはできるだけ繋がれるものか!」となるわけです。

(以上の例の場合、犬に対して飼い主が十分な運動とスキンシップを取っていないことを前提にしています。